人生100年時代の社会人基礎力大賞
創価女子短期大学 現代ビジネス学科

テーマ:文通による不登校支援~Let’sアナログマジック~
 私達は日本の「不登校」という社会問題に焦点を当てました。 現在不登校生は文部科学省によると全国で約18万人を超えています。 この現状から私達にできる事は何かと考えました。そして調査した結果、「文通」という暖かみのある手段を使用する事で子ども達は安心できる場所で他者との交流を図る事ができるのではという結論に至りました。 また、この文通を大学生と行う事で学生が不登校への理解を深める事にも繋がる事から、私達はこの「文通」を通した不登校支援を目的に活動を開始しました。


人生100年時代の社会人基礎力準大賞
松山大学 経済学部経済学科

テーマ:地域ファンドによる資産形成と地域活性化を結び付けるプロジェクト
 限界集落を多く抱え、都市部においても少子高齢化が進む四国において、持続可能な社会と若い世代の資産形成を同時に達成するにはどのようにすればよいのでしょう。 私たちは地域ファンドを長期・積立投資の非課税制度や年金制度と組み合わせることに着目しました。 銀行や証券会社を訪問したり、県議員さんや県庁の方々に意見を求めたり、活動を進める度に多くの新たな課題という名の壁にぶつかりましたが、チーム全員で議論を重ね、解決に取り組んできました。 今まで自発的に取り組むことがほとんど無かった私たちですが、活動を通して成長を感じることが出来ています。 全国決勝大会の場で私たちの活動と成長のほどをご紹介させていただきます。


人生100年時代の社会人基礎力準大賞
帝塚山大学 現代生活学部食物栄養学科

テーマ:地域振興支援に挑戦するTEZUcafe(学生レストラン)4期生~最終章 歴史からの挑戦~
 道の駅「吉野路大塔」での学生レストラン(TEZUcafe)は4年目を迎えた。 今年は「待ちの経営」から脱却し、営業エリアを広げるために五條市の歴史に着目。 五條市は南朝の里で皇居が現存している。また、幕末には天誅組の本陣がおかれたところでもある。 その南北朝時代の幕開けとなった「建武中興」の大業を成した「大塔宮護良親王」が鎌倉宮に祀られていることを知り、鎌倉の商店街にTEZUcafe名物「大塔カレー」の販売を試みたが失敗。 しかし、諦めることなく、天誅組の吉村寅太郎に焦点をあて、五條市の柿、津野町のほうじ茶、高知県の生姜を用いた商品開発に着手した。 五條市、津野町、高知県の全面協力を得て、新商品の「てんちゅうグミ」が誕生した。


出場チーム

福島学院大学短期大学部 情報ビジネス学科

テーマ:阿武隈急行線30周年記念事業の支援を目的とした「はちみつビール」クラウドファンディングの企画運営
阿武隈急行線の30周年記念事業の資金調達を目的にクラウドファンディングを企画運営した。 沿線の資源を活用した限定醸造の「はちみつビール」を主な返礼品とし、4月〜6月の期間中に目標を上回る287万円の支援を集めることに成功。 7/1に記念イベントを開催することができた。 学生達は木村准教授の指導のもと、沿線自治体や金融機関からなる「チーム阿武急」の一員として、返礼品の検討や収支見通しの計算、ラベルやポスターのデザインなど中心的な役割を担った他、支援協力要請や、ビラ配りなどのPR活動も担当した。 チーム阿武急の誰一人としてクラウドファンディングの経験が無いなか、学生たちの提案と実行力がプロジェクトを牽引した。


千葉商科大学 人間社会学部人間社会学科

テーマ:真間あんどん祭り
「真間あんどん祭り」は、千葉県市川市真間を拠点に、地域活性化や子育て支援をテーマとして4年間続けている地域イベントである。 子供たちが親と一緒に“行灯”を作り、その行灯をお寺の境内に並べてライトアップするのがメインのイベントだ。 目標は当活動を通し、多世代交流の実現や子ども達が地元に愛着を持ってくれることであった。 それを実現する為に地元商店街との協力を深め、協賛店獲得に奔走し、実行委員会で学生チームは人事・広報・渉外等の各部門の役割を担った。 その結果来場者数は3年前の500名から5倍以上の2,600名に増え、更なる拡大発展に向け、後輩たちの育成にも力を注いだ。


名古屋経済大学 法学部法学科

テーマ:創作料理沖縄居酒屋ちゃんぷる ~沖縄料理で地域活性化を目指して~
 私たちは沖縄県から1,823キロ離れた犬山市で沖縄料理を紹介したいと思い「創作沖縄居酒屋ちゃんぷる」を7月14日にメンバー8人でオープンしました。 河村貴文オーナーに支援・協力していただき、オーナーのお店の隣に屋台という形でオープンさせていただきました。 代表的なメニューはゴーヤーチャンプルー、そうめんチャンプルー、フーチャンプルーなどのチャンプルー類や沖縄そば、サーターアンダギー、琉球泡盛などです。 お客様の中には大学の先生や学生、市役所の方たちもみえ、私たちの活動を応援して頂いています。


近畿大学 経営学部

テーマ:サントリー×古殿ゼミ・産学連携プロジェクト-若者の自販機離れをくいとめろ!-
 日本では、52人当たりに1台の割合で飲料自販機が設置されています。 しかし、コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターでも飲料が買えることから、若者の飲料自販機離れが進んでいます。 それでも飲料自販機には、設置場所ごとに商品の売れ行きがわかり、新商品の開発に繋げることができる、災害時には無料供給を行うなどのメリットがあり、進化した自販機も登場しています。 そこで、学生の飲料自販機に対する意識や期待するニーズを調査するために行ったイベント、そこから得られた約1,000人の調査情報から飲料自販機の改善策について検討し、サントリー社に飲料自販機に対する事業提案を行った活動について報告します。


福岡大学 経済学部産業経済学科

テーマ:就職活動
 私達は株式会社セイシン・コンピタンス・サポートをテーマ先として活動しており、学生が自分に合った就職をしてほしいという同じ想いを持って、社会問題である新卒の3年以内の離職率が3割という問題の解決に取り組んでいます。 私達は79社の突撃訪問と1800枚の街頭アンケートを実施し、断られながらもめげず時間をかけ集めたデータで多くの学生が企業の概要面だけを見て就職しているという問題を見つけ出しました。 まず福岡の学生が3年以上働きたいと思える企業と出会うために、私達は新たなインターンシップの形を創っています。