豊島区立明豊中学校の教員向けワークショップの実施報告

2024年6月26日、豊島区立明豊中学の教員約20名に対し、「社会人基礎力」をテーマにワークショップを行いました。本ワークショップは経産省からの紹介がきっかけで依頼され、協議会代表の長尾と理事の寺澤で担当しました。
教員の皆さんが、「社会人基礎力の理解を深め、日々の教育活動に活かすヒントを得る」ことを目標に、前半は社会人基礎力についての講義、後半は教員間のワークショップを行いました。ワークショップでは、グループごとに、人生110年ともなる時代を生き抜くために必要な社会人基礎力を改めて考え、なぜそれが必要かを議論し発表してもらいました。教員間の議論は大変活発に進み、リラックスした雰囲気の中、発表まで無事終了しました。
終了後のアンケートでは「教員自身の社会人基礎力を向上させることが重要」「人生110年を生きる生徒の将来のため、中学生時代に教えるべきことは何かを考えるきっかけとなった」等のコメントをいただきました。本活動を通して、教員が自身の教科の授業を行う際、あるいは学校行事を行う際に、社会人基礎力の大切さを意識しながら生徒たちに接することで、生徒自身の社会人基礎力の育成にも繋がっていって欲しいと考えています。
(理事 寺澤ますみ)